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司法書士からみた土地家屋調査士とは?

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2016.10.11

代表司法書士の國松です。

司法書士と土地家屋調査士の共通点といえば「不動産に関する登記手続きの代理を業としている」というところでしょう。

司法書士制度は国民の権利の保護に寄与し、土地家屋調査士制度は国民の権利の「明確化」に寄与する、と法律には規定されています。

この「明確化」というところが土地家屋調査士のすべてを語っていると私は思います

たとえば、

Aという土地については、どこからどこまであって、どんな用途で、何㎡ありますとか、

Bという建物については、どんな種類で、どんな構造で、1階何㎡2階何㎡ありますとか。

権利の対象を正確に特定することができてはじめてその不動産は取引等できるのです。

権利が独り歩きするのではなく、そのもとになる不動産の正確な物理的状況が登記制度によって世の中に公示されなければ何の意味もない、ということなのです。

それだけ、土地家屋調査士の業務は公共的であり、責任は重大である、と言わざるを得ません。

しかも、土地家屋調査士の業務は、現地に行って調査・測量を行う、きわめて専門的な業務ということになります。

司法書士の立場で権利に関する登記手続きを正確かつ円滑に行うには、土地家屋調査士の明確化の登記手続きが前提になります。

そういう意味では、司法書士にとって土地家屋調査士は空気のようになくてはならない存在、パートナーと言えるでしょう。

 

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