犬も歩けば

棒に当たる。

これまではマイナスな意味で用いられていたことわざですが、最近は、

「何か行動したら、思わぬ幸運に出くわすかも知れない」

と言うようなポジティブな意味で使われるようになってきたそうです。

急に冬らしくなった先の休日、寒いのが大の苦手な僕と妻が家から出られずにいると、子供が公園に行きたい、と言い出したのです。

意を決し、お弁当を作って自宅近くの小金井公園へ行くと、しばらく会っていなかった旧友に遭遇。

なんでも、最近この辺りに引越してきたとか。近況なんかも話し合い、また会おうと約束して別れました。

さらに、最近知り合ったというママ友ともばったり。

重い腰を上げて良かったなー。

面倒でも、外に出てみるもんだな～。

そう思ったのも束の間。

芝生にレジャーシートを広げて、持参したお弁当を食べていると、少年が投げた雪の塊が妻の顔に直撃！

幸い、怪我はありませんでしたが、飛んだ災難…

「犬も歩けば～」

の正しい意味は分かりませんが、何かしら事を起こせば、何かしらが起こるんだなぁ、と言う事を実感しました。

僕の好きなことわざで、

「風が吹けば桶屋が儲かる」

というのがあります。

風が吹く→砂嵐が舞う→目を悪くする→三味線弾きになる→三味線の本体には猫の皮を貼る→猫乱獲→天敵の減少でネズミ増加→ネズミが風呂桶をかじる→桶屋が儲かる

こんな具合に、要は、何かのきっかけで、予想だにしなかった結果が起こりうる、ということわざです。

考えてるみると、仕事をしていると、結果から原因を探り出すことが多いような気がします。

逆に、どんな結果が待っているか分かりませんが、まず、「風」を起こしてみるのも、面白いかも知れないかも知れませんね。

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