新しい芽吹きの力

こんにちは。

１１月に入所致しました、オールフォーワングループの大村と申します。

木々の葉が青々と揺れる様子が見られる、過ごしやすい季節になりました。

近所の公園では、ジョギングをしている人や、散歩している人、散歩中のワンちゃんも、気持ち良さそうに過ごしています。

私の地元は、果樹園が多く広がるところなのですが、もうそろそろ、新芽が芽吹く頃です。

さて、農家といえば、

どこの地域でも、後継者がいないこと、耕作放棄地となっている場所が増えていることが、以前から問題として取り上げられています。

農業を引き継ぐことが考えられない、という若い人たちが増えているという話も聞きますが、

一人ひとりに着眼してみると、まだ芽を出さないけれど、努力を重ねて農業と向き合っている方々がいることに気づきます。

たとえば、

育てやすい品種を作り出そうとして日々研究を重ねている人、

昔ながらの品種が絶えないように守ろうと農薬を使わないで育てている人、

加工品にして作物の美味しさを知ってもらう機会を増やそうと試行錯誤している人、など。

もちろん、代々の大切な作物を引き継ぎ、大切に育てている人たちもたくさんいらっしゃいます。

もっとも、農家の跡取りではない人が、農地を借りることは、難しいそうです。

というのも、次の世代の跡取りがいないから借り手を探したい、

けれど、全く知らない人には、大事に育ててきた作物を引き継ぐのは不安。

そういうことがあって、貸し借りは慎重にならざるを得ないからです。

しかし、そのような現実に向き合いながら、友人の農家のお手伝いをして、その地域の方々との信頼関係を築きながら、栽培の勉強をしている人もいます。

自分の出来ること、していきたいと考えていることを、一歩ずつ、自分のやり方を見つけながら努力している人たちの話を聞いていて、元気付けられます。

自分のやり方、といっても、もちろん、先輩方の教えをきちんと自分の中に型として出来上がっていることが前提です。

まずは基本ができるようになること、そのためには、たくさんの経験をされてきた先輩方のお話をよく聞くことがあってのことと思います。

私も、人との出会い、ご縁を大切にして、成長していけるよう励んでいきたいと思っています。

これから、どうぞよろしくお願い致します。

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