時間旅行へ

こんにちは。オールフォーワングループの倉田です。

少しずつ季節がすすんでまいりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

先月、日本橋のアートアクアリウムへ行ってきました。

そこは金魚と現代アートを融合させ、様々な幻想的空間で金魚を

鑑賞できる美術館です。

美しい金魚を鑑賞していると、ふと浮世絵に描かれた江戸時代の庶民文化の

情景を彷彿とさせ、金魚の歴史を紐解いてみたくなりました。

金魚の先祖はおよそ1700年前に中国の長江で発見された突然変異の赤いフナ。

尾びれの改良などが進んで、華やかな姿となり日本にやってきたのは室町末期でした。

江戸中期には藩士が副業として金魚を養殖したそうです。

それから庶民にも広がり、江戸の金魚ブーム到来となりました。

藩士のサイドビジネスで金魚が広まったとは意外ですね！

金魚は人間が改良を重ねた自然界には存在しない魚。

尾びれの広がりがきれいなので、上から見るのが正しい鑑賞法だそうです。

金魚を鑑賞しながら想像力を現代から江戸時代へと巡らしてみました。

活動の制約も多い日々ですが、想像の中で時間旅行を楽しんでみるのも

楽しいかもしれません。

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